前回のJTAGICE3に続き、ICEシリーズ?で、RENESAS E1をSmart Analog Stick につないでみました。Smart Analog Stick は Smart Analog MCU の評価キット的なものですが、USBメモリ的な外観にこだわりたかったのか、無理やりサイズを小さくして、ユニバーサルエリアのピッチが2mmとなっていて、評価・実験のやりにくい構造です。
ブレッドボードで使うようなピン付きのワイヤでSmart Analog Stick の中央下辺りにあるTP46~49を引っ張りだしてきて、E1の14pinコネクタに変換するアダプタを作成して接続しました。Smart Analog Stick側は
P46 - GND
P47 - Vdd
P48 - RESET
P49 - TOOL
Smart Analog Stick の回路図の一部
E1エミュレータ側のRLマイコンとの接続資料にあった図
これらを元に変換アダプタを作成して、CubeSuite+ の評価版で接続したところ、
とりあえず、つながったかな?今日は、ここまで。
このSmart Analog、面白そうだと思って入手したんですが、まだ、遊び方を見つけられていません。ルネサスさんからの情報(アナログ回路をマイコン側から構成するためのサンプルコード)とかが少なかったりするのと、自分としては何かアナログセンサを接続して、フロントエンドのアンプを構成して、と思ったところ、意外と接続する(アンプが必要な)センサが手元にありません。マイコンとの接続性がいい5Vとか3.3Vに合わせて出力されるようなセンサ(モジュール)ばかりしか持っておらず、せっかくのアンプ部を活用するものがないんですね。
ところで、「マイコン側からアナログ部を構成するサンプルがない」といいましたが、最近ルネサスさんから SA-Designer というツールが提供されはじめたみたいです。これを使うと、アナログ部を構成するマイコン側のソースを自動生成してくれるみたいです。まだ、試していませんが、(対象になりそうなセンサ類を見つけて)そのうち試してみようと思います。
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