2012年5月4日金曜日

Wireless Shield

 Ethernet Shieldに続いて、Wireless SD Shieldを試してみました。Wireless ShieldはXBeeのモジュールを搭載できるシールドです。XBeeのモジュールはコネクタが2mmピッチとやや特殊なので、その変換を考えなくてすむのと、スイッチ切り替えでUSB経由でモジュールをPC接続できるので設定ユーティリティやモジュール単体の通信テストの際にも便利です。
 まず、XBee ZBモジュールを2つ用意してWireless SD ShieldとPC間で通信というのは問題なく出来ました。Arduino側にシリアルポートから受信した文字をエコーバックするプログラムを入れておいて、PC側のターミナルから送受信を確認しました。CQ出版さんのエレキジャックのページとかが参考になりました。ただ、考えてみるとXBeeというかZigBeeは省電力ということなのでバッテリー動作や太陽電池等でセンシングをしてその情報を離れたホストに送るような使い方には向いていると思うのですが、自分の用途としては(といっても、まだ目的は決めてないけど、なんとなく今想定しているのは)ノートPCとかタブレットやスマホ等のAndroid端末に標準で内蔵されているような無線の機能がいいかなぁ?と思い、XBee WiFiも試してみました。当初、単純にWireless SD ShieldのZBモジュールをWiFiモジュールに挿し換えてみたんですが、設定用のX-CTUというDigiのツールですら認識してくれません。そこで、調べてみようとGoogleで「XBee Wi」くらいまで入力したところ検索候補に「XBee WiFi コンデンサ」と出てきます。電源か・・・。で、その検索候補で検索してみると、やはり電源系が原因でうまく動かなかったみたいな情報がたくさん出てきます。このあたりを見ると断続的に大電流を吸い込むので大きめのコンデンサを入れる対策が効果があるとのことで、早速実施。すると、無事X-CTUで認識して、アクセスポイントの検索まで行ってくれるようになりました。しかし、接続しようとするとタイムアウトしてうまく接続できません。う~んいいところまで来てるんだけど・・・。この先は後日、試してみようと思います。


 上の写真がパスコンを追加したところ。ちなみに左の方にはっているラッピング線は


 せっかくなのでBluetoothも試したいと思い、SparkFunのシリアル通信モジュールを載せてみました。このBluetooth通信モジュールはあまり資料がなかったんですが、こちらのサイトを参考にさせていただいて、すんなり通信成功。助かりました。ありがとう。

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