2014年7月18日金曜日

3Dプリンタ導入

 巷では「これさえあれば何でも作れる」みたいなメディアの作り話だけがひとり歩きしている3Dプリンタですが、そんなに甘くないのはわかっていても、やっぱり、一度くらいはさわっておきたいということで、自分もいよいよ試しに導入することにしてみました。まずは、お試しで体験するということと、予算の関係で、選択した3Dプリンタは Flashforgeという中国メーカー の Creater Pro という機種です。この機種は、メジャー機種 Makerbot Replicator 2 のコピーモデルで、価格が安い割には、海外Amazon.com でのレビューなんかもわりといいようだったので、3Dプリンタ初体験の相棒に選びました。



 外観も Replicator2 とほぼ同じ感じです。上が Flashforge Creator Pro、下が Makerbot Replicator 2 です。


 Flashforge Japan (Apple tree 社)さんに発注したところ、翌日着で発送してくださいました。素早い対応、ありがとうございます、Apple treeさん。


 大きな箱に入って届きました。

 本当は丈夫な作業台の上などに設置できればいいのですが、そういった環境がないので、ホームセンターで合板とゴムシートを買ってきて、簡単な敷板を作りました。畳の上に置くので、板自体も水平が取れないので、薄いゴムシートを敷板と3Dプリンタの足の間に敷いて、多少でも本体の水平を改善しようとしています。



 届いた3Dプリンタの箱。


 開梱。



 ここで、マニュアルを見たところ、電源をいれる前に電源モジュールの切り替えスイッチを250Vから110Vに変更する必要がある旨が記述されていたので、本体をひっくり返して底面を外して、切り替えスイッチをチェックしたところ、既に110Vになっていました。無駄足・・。それはいいのだけど、底面を外した時のネジがひどく錆びていて、なんだか印象が悪くなってしまいました。取り外し、取り付けを行ったら、手がサビだらけになってしまいました。







さて、気を取り直して、アクリル製のカバーを組み立てて取り付けました。正直、このアクリルカバーも作りは今一つですが、それでも、自作を考えれば、これがついてくるのは助かります。ただ、アクリル板も反っていたりして、カバーをのせると隙間ができたりします。



 そして、正面にもアクリルのカバーが付くのですが、この板に取り付ける取っ手のネジ穴の位置があっていません・・・・。



 仕方ないので、片方だけネジで止めて使うことにしました。穴に合うような取っ手を自分で3Dプリンタで作れってことかな?

 早速、試運転してみたかったので、調整などもせずに、まずは動かしてみました。(フラッシュがアクリル板に映り込んで写真が見づらくてすみません・・・)












 サンプルにあった スカルのモデルがかっこいい感じだったので、何も考えずに出力したら、夕方から出力を開始して、12時前になっても出力が終わりません。もう、眠くなってきたので、途中で出力を止めて寝ることにしました。故障はなさそうだし、初稼働で寝ている間に稼働させたままにするのも怖いので、途中で停止。おやすみなさい。

 翌朝、サポートを引剥がしたお試し出力結果です。



 なんの調整もしていない割には思ったよりも綺麗に印刷されてくれました。今後、自分で図面を起こしたメカモノなどの寸法の厳しい物を試していく中で、ステージの並行出しや原点オフセットなどの調整も試していきたいと思っています。なかなか楽しみがおもちゃがまた一つ増えました。
 この途中まで印刷して頭が空いたスカルくんは小物入れにしようかと思います。最後まで印刷して蓋を閉じなくて、かえって良かったかな?








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