2012年6月6日水曜日

Smart Analog Stick

 小物の部屋の方で書いたのですが、Smart Analog StickというルネサスのSmart Analog MCUの評価基板を入手しました。



 アナログ回路をソフトウェアで構成できる、ということだったので、当初はFPGAでデジタル回路を構成するようにアナログ回路をプログラミングできる!(そんなわけはないか・・・)のか?とも思いましたが、実際には、主にマイコンのフロントエンド、例えばセンサ用の増幅回路等、を想定したOP-AMP回路がもともと構成されており、そのパラメータを変更できる、というものです。設定できるパラメータとしては、アンプの反転、非反転構成、ゲイン、フィルタの特性、周波数、定電圧源の電圧等です。アンプ等の要素の入力と出力端子はそれぞれ固定の2~3本のIC端子に割り振られていて、その中から選択できるような構成になっています。
 専用のGUIの設定ソフトウェアをルネサスのサイトからダウンロードできます。その構成画面がこんな感じ。


 小さくてわかりにくいかもしれませんが、左上の方に3つのOP-AMPがあり、独立した3つのアンプとして利用するか、3つでひとつの計装アンプとして機能させるかが選択できます。右から2つ目はゲインアンプで、一番右がフィルタになっています。左側の3つのアンプはダブルクリックすると詳細設定ができるようになっていて、

入力端子の選択などができます。
 こんな感じで、あくまでのマイコンと組み合わせてこのSmart Analogの仕組みが付いていると、センサを使う際には、センサをつないであとはPC上でアナログ(アンプ)の構成とマイコンのプログラミングが出来てしまい便利、というもののようです。
 このSmart Analog Stickというのは Smart Analog MCUというMCUのCPUコアがRL78シリーズのものが搭載されたものなんですが、アナログ部分だけのSmart Analog ICというのもあるようです。このSmart Analog ICを搭載してArduinoのアナログ入力ピンにSmart Analog ICの出力が接続されたシールドとかがあるといいんじゃないかなぁ?Smart Analog Shieldにセンサをプスッと挿しこんで、あとはPC上でアンプのパラメータを設定して、Arduinoのスケッチを書いてやる、っていうのがあったら、欲しいかも。